8・29やまぐちアクション、安保法制反対県内一斉デモ 参加呼びかけ
平和を願い、戦争に反対するすべてのみなさん!
今、私たちは歴史的な岐路に立っています。安倍政権はこの第189通常国会において、日本国憲法の平和主義のもとでの「戦後70年」の歴史を根本から変質させる「安保法制関連法案」を成立させようとしています。そして、多くの国民からの憲法違反、説明不足、不安の声があるにも関わらず、国会における数の力を背景に衆議院を通過させ、今国会成立を強行しようとしています。
私たちは、この政府与党の動きに断固抗議するとともに、この危険な動きを断じて許すわけにはいきません。
安保法制関連法案は、『戦争法案』とも呼ばれるように、本年4月に18年ぶりに改訂された日米軍事協力の指針（ガイドライン）を法制化するものであり、米軍の指揮権のもとに自衛隊がいつでもどこへでも出向いて戦争ができる体制をつくるものです。
世論調査においても、国民の多くが政府の説明は不十分であることや今国会での成立に反対となっています。また、6月4日の衆議院憲法審査会において参考人の憲法学者全員から、集団的自衛権を容認する解釈及びこれらの法案については憲法違反である、との指摘がなされ、多くの憲法学者や1万人を超える学者が賛同し、国民の多くが憲法違反の疑念を深めています。政府には、憲法の平和主義、専守防衛の原則を守る義務があります。そのうえで、国民の生命及び財産、そして領土を守る責任があるはずです。
この異常ともいえる事態に、国会周辺はもとより全国各地で国民の行動が起こっています。山口においても、各地で市民団体などによる様々な行動が起きつつあります。この事態を踏まえ、私たち2団体は、協力して県内でこの「やまぐちアクション」を起こしていくことと致しました。
安倍首相の地元ということで、何かと声を上げづらい山口においても、安保法制はおかしい、との思いや声が多くあります。その県民の思いや声をしっかりとつなぎ、発信していきたいと思います。
是非ともこれらの趣旨にご賛同頂き、本行動にご参加頂きますようお願い申し上げます。
みんなで、この安保法制を廃案に追い込みましよう。そして、平和憲法のもとに、より強固な平和社会を築いていきましょう。
※PDF版はこちら → 8・29やまぐちアクション、安保法制反対県内一斉デモ 参加呼びかけ